せせらぎ27
2月の末頃から始まったコロナウイルス騒動。あの頃は、これほどまでに世界中に広まるとは考えてもいませんでした。
そんな中、友人がわかりやすい表を送ってくれました。調べてみると、元々はCarl Jonsonさんという方のフェイスブックからの引用のようです。
『COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の今どんな自分でありたい?』というテーマで「恐れのゾーン」「学びのゾーン」「成長のゾーン」と3つに分けられています。
最近のNHKの世論調査でも「新型コロナ感染の不安」というアンケートには「大いに不安を感じる」「ある程度不安を感じる」を加えると89パーセント、ほぼ9割は不安を感じています。
「正しく恐れましょう」と専門家が言われていますが、そうは言われても毎日テレビやネットのニュースを見ていると、どうしても恐れのゾーンでとどまってしまいがちです。特にマスコミは不安を煽ることで、自分たちの存在価値を出そうとしていないかと疑いたくなるほどです。
そういう情報の真っただ中でも、人は「学びのゾーン」から「成長のゾーン」に進んで行くんだなと感動した出来事もありました。小学生が、自分のお小遣いを全部使ってマスクを手作りし寄付したことや、市役所の皆さんが頑張っている医療者の方々に感謝の拍手を送っている映像や、学校が休みになった子どもたちに無料でお弁当を配っておられることとか、本当に有難くて胸が熱くなります。そういう支援の輪は全国に広がっています。
私はまだステイホームとソーシャルディスタンスのところに留まっていますが、助けたいという思いを、一念一心に念ずることは出来ます。
「鳥は飛ばねばならぬ。人は生きねばならぬ。(中略)
鳥は本能的に 暗黒を突破すれば光明の島に着くことを知っている
そのように人も 一寸先は闇でなく光であることを知らねばならぬ」(坂村真民)
一寸先の光を信じて、皆でこれがあったから成長できたと思えるよう過ごしていきましょう。(F)